やみとものプログラミング日記 やみとものプログラミング日記
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プログラマーになりたい高校生・大学生へ

プログラマーになりたい高校生・大学生へ

作成日時: 2019年7月6日
更新日時: 2019年10月31日
正直に言う、僕はプログラマーではない。
プログラミングは小学生の頃からやっていたが、実務は大学一年生の頃アルバイトで約1年間やった程度だ。
今は趣味でプログラミングをしていて仕事ではしていない。
こんな僕に言えることはほとんどないのだが、プログラマーを目指している学生が大学生の頃の僕と同じような失敗をしないよう僕の失敗談を話す。

高校では勉学に励むこと

「数学なんて社会に出てなんの役に立つの?」という疑問を持っているプログラマー志望の学生は今はいないかもしれないが、もしいるとしたら、断言しよう。数学はめちゃくちゃ使う。
例えば、最近流行りの人工知能のプログラミングだって、大学で学ぶ微積分の知識が分からなければ本質的に理解できない(ので困っている)。 僕は後で詳しく理由を話すが大学を1年ちょいで中退したので、大学の微積分をほとんど学んでおらず自力で独学する羽目になっている。
もちろん、上辺だけの理解で便利なライブラリの使い方を覚えればいいかもしれないが、では何かうまく行かなかった場合、チュートリアル以上のことをしたい場合、本質が分からなければ何も出来ない。
そしてその本質とは数学のことである。
もう一つ例を上げるとゲームプログラマを目指す人もいるかもしれない。 僕は一時期ゲームプログラミングにハマっていて勉強していたのだが、これもまためちゃくちゃ数学を使う。ベクトルも使うし、3Dゲームであれば行列の理解も必要だ。
とにかく数学はめちゃくちゃ使うので、プログラマーを目指すなら高校・大学で数学をしっかり学んでおくといい。
それと英語。英語はもっと使う。 大抵のプログラミングのライブラリの公式サイトは英語だ。
なにかの技術フォーラムも英語だ。
もちろん日本語の記事を探せばいいかもしれないが、大抵は公式サイトの情報が一番最新で正しい。
英語が読めないと本当に辛いよ(実体験)。
なので高校では数学と英語を全力で学ぶと良い。

良い大学に入り、ちゃんと卒業する

プログラミングには大学で学ぶ知識が必要だ。(クリエイティブな仕事をしたいなら)
僕は大学に入って少ししてプログラミングをするアルバイトを始めた。 実践的な知識を実践で学べて、さらにお金もたくさんもらえる。
そうなると大学は実践的な知識はろくに教えてもらえず、しかも学費を収めないといけない。
それがおかしいと思ったのも一つの理由で大学を辞めたのだが、今では後悔している。後悔してもどうしようもないのだが。
結局プログラマーのアルバイトで学べる実践的な知識なんて、誰でも少し勉強すればわかるようなことで、それをたくさん集めてもアルバイトレベルのプログラマーだ。
アルバイトだけでなく趣味でもプログラミングをしていたのだが、
技術を深めれば深めるほど大学で学ぶ理論、知識が必要になることに大学を辞めてから気づいた。
例えば先程言った人工知能のプログラミングも、機械学習のプログラミングも大学以上の数学を使う。 誰でもできるようなプログラミングをしたいなら大学に行かなくてもいいのかもしれない。
しかし、希少価値のあるプログラマーになるには大学4年間(あるいは大学院まで?)を修了する必要がある。
残念ながら僕は、大学を中退したので希少価値のあるプログラマーの道は閉ざされてしまった。
だから僕ができる唯一のアドバイスは、大学で大いに学び卒業することだ。